解決事例
解決事例のご紹介

バイク事故の20代前半男性(後遺障害14級9号) 500万円の増額に成功

愛知県 男性 (20代)

受傷部位 左腕(左上腕骨骨幹部骨折等)
等級 14級9号
解決金額

640万円

500万円UP

保険会社提示金額
140万円

事故の概要

20代男性が、バイクで信号待ち中に追突され受傷した事件。

被害者は、本件事故により、左腕を骨折し、手術とリハビリの結果、左腕にしびれ等が残り後遺障害14級9号の認定を受けました。

加害者側保険会社から提案後、弁護士に相談し、依頼に至りました。

ご相談者様のご要望

加害者側保険会社からの提案が妥当か、妥当でない場合、交渉を任せたい。

この事例の争点

被害者は、20代前半であり年収がまだ低かった点から、後遺障害による逸失利益が主な争点となりました。

加害者側保険会社からは、前年の実際の収入を基礎収入として、労働能力喪失率5%、労働能力喪失期間3年の提示がありました。

解決内容

相手方保険会社との交渉の結果、示談により概ね以下の内容で解決しました。

「加害者から被害者に対して、約640万円(既払い金を除く)を支払う。」

〈内訳〉

休業損害     約20万円

傷害慰謝料    約200万円

後遺障害逸失利益  約330万円

後遺障害慰謝料  約90万円

ポイント

本件では、被害者が20代前半と若いため前年の実際の収入ではなく、賃金センサスの全年齢平均(当時約540万円)を基礎収入とすることと、受傷から5年以上、症状固定から1年以上経過しており、症状が軽くなる見込みが少なかったため、交渉の結果、労働能力喪失期間を20年とすることに成功し、330万円の逸失利益で合意するができました。