解決事例
解決事例のご紹介

駐車場での車同士の交通事故 異議申し立てにより後遺障害等級14級認定

名古屋市内在住 30代男性

受傷部位 頚部挫傷、腰部挫傷
等級 14級9号(頸部及び腰部の神経症状)
解決金額

280万円

保険会社提示金額
0(事前提示なし)万円

事故の概要

名古屋市内の駐車場内で通路部分のT字路を依頼者様が運転する車両が走行していたところ、左手の通路と交差する場所で、左側から前方不注意の車両がぶつかってきた交通事故。

治療を終了した時点で依頼者様が首と腰の痛み、さらに手のしびれの残存を訴えていました。

ご相談者様のご要望

過失割合及び車両の損害額を適正にしてほしい。

後遺障害等級の認定を受けたい。

この事例の争点

依頼時の争点は、過失割合、依頼者様車両の損害額の2点。

過失割合について、相手側は相手側の過失6割、依頼者様の過失4割を主張。

依頼者様車両の損害額について、相手側は依頼者様車両が経済的全損で時価額30万円ほどを主張。

さらに、後遺障害について、1回目の申請で非該当の結果が出たため、異議申し立てを行いました。

解決内容

過失割合について、最終的に相手方8.5割、依頼者様1.5割で合意。

車両時価額について有利な証拠を集めて、経済的全損にならないものとし、修理費用約50万円の賠償を受けることで合意。

後遺障害について、専門の医師と連携して意見書を作成し、事故の衝撃などを詳細に主張立証して異議申し立てを行った結果、後遺障害等級14級9号の認定を受けました。

その後、同認定を元に慰謝料や逸失利益を算定し、最終的に280万円(既払いの治療費用や物損を除く)ほどの賠償を受けることができました。

 

ポイント

駐車場内の交通事故は、事故態様が実に様々で典型的な事故類型に当てはめることができず、過失割合が争いになることが多いです。 道路上での交通事故とは異なる要素を考慮する必要があり、弁護士の知識や経験の差が出やすい印象があります。 弊所は駐車場内での交通事故の解決実績が多く、上でご紹介した事案もその一つで、依頼者様の過失割合を4割から1.5割にまで減らして解決しております。 また、後遺障害等級認定にも精通しており、異議申し立てで等級を獲得した実績も数多くございますので、安心してご相談いただけます。 駐車場内での交通事故や後遺障害でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。